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シャーロック ホームズ−シャドウゲーム−
2011年(米) ガイ リッチー監督作品 前作同様にホームズとワトスンの関係が頼もしくて楽しい。さらにパワーアップしています。 スケールも英国外に及んでいるし、大戦前の静けさなど時代背景も描かれています。 原作のファンもこの映画なら気に入る人も多いと思います。 話の内容がスピーディーなので、謎解きをちゃんとしたい人は何回か観た方がよいでしょう。ホームズの行動にちょっとしたヒントがあるんです(これは原作でのワトスンの視点と同じ)。 |
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しあわせのパン
2011年(日本) 三島有紀子監督作品 北海道の広大な自然を背景にしていて、どんな人でも一度は憧れる生活を送っている夫婦の話です。 それにしても瑞々しい映画でしたね…。 日頃の生活に疲れ気味の人にはお薦めの作品です。 ところどころにじんわりとしたシーンもあって、日頃の生活に疲れている人は(2回目・・笑)ハンカチが必要だと思います。 出てくるパンやおかずが本当に丁寧に作られていて美味しそうなんです。 観終わったら絶対にパンが食べたくなります。 こんな夫婦になれたら素敵ですね…。 |
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永遠の僕たち
2011年(米) ガス ヴァン サント監督作品 この監督の“グッド ウィル ハンティング”が好きです。この映画もはかない感じとか人間の葛藤とかは同じ空気の内容だったと思います。 この若い女優さんは今後いろいろな作品に出てくる予感がしますよ(アリス イン ワンダーランドのアリスの子)。 ただ、なんとなく中だるみ感があった気がして…、加瀬 亮扮する特攻隊員(ヒロシ)の幽霊がかなり重要な役割を果たしていました。 最後のあたりは彼の存在が救いになっているのです。 私にとって特攻隊の話ってなんとなく切ない気持ちになるんです、戦争の悲劇って数えきれないほどあるけれど、特に特攻隊の話はいつも同じ気持ちになります。 これは外国の映画だったけど、ヒロシの存在がいちばん印象深くなってしまったという複雑な感想になってしまいました…。 |
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マイウェイ-12,000キロの真実
2011年(韓国) カン ジェギュ監督作品 “シュリ”も“ブラザーフット”も好きな映画だったので、この作品も観てみました。戦争映画は苦手なのですが、こういう内容に少しは触れていないといけないと思ってます。 オダギリジョーは大好きなので、おそらく殆どの出演映画は観ていると思いますが、どんどん素敵な俳優になっています。チャン ドンゴンは相変わらず誠実な雰囲気のある俳優 ですね。役のせいか彼がもっと好きになると思います。 内容は戦闘シーンのド迫力が凄まじくてそれは説得力がありましたが、もう少しこの魅力的な2人の人物を描くシーンも欲しかったです。 ノルマンディーで2人が3年振りに再開した時に初めて笑顔になったことろが私のベストシーンでした。 平和が当然になっている現在、こういう内容の映画の存在で平和の尊さを 訴えて続けていく必要は絶対にあります。そういう意味では久しぶりの貴重な映画でした。 |
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東京オアシス
2011年(日本) 松本佳奈 中村佳代監督作品 “かもめ食堂”“めがね”“プール”“マザーウォーター”…、第5弾が登場。 このシリーズは独特の雰囲気があるので好き嫌いはあると思いますが、私は間違いなく好きですね…。 今回は東京が舞台になってますので今までのまったり感とはやや異なりますが、それでもセリフや間なんかはやっぱりまったりしてます。 会話が素朴でいいです。小林聡美扮するトウコさんとそれぞれ異なる3人の関わりを描いています。登場人物がえらく少ないです (エンドロールもシンプルでしたね)。 このシリーズはどれも不器用ながら自分らしく生きようとする人たちが描かれていると勝手に思っています。だから登場人物全員に愛情がわくし観終わった後に何となく「まあ人生なんとかなるかな」 と勇気がもらえるんです。 ↓公式サイトはこちら www.tokyo-oasis-mo... |
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アジョシ
2010年(韓国) イ ジョンボム作品 “ブラザーフット”“母なる証明”のウォンビンの新作映画…。 ものすごいバイオレンス映画です。 流血と惨殺の連続のダークな中に ウォンビンの目だけが美しいのが救いです。最初は髪にかかっているので片目しか見えませんがそれでもこの人の奇麗な顔立ちは分かります。 アクションは殆ど本人がスタントなしでおこなったというのにも驚きました。窓からガラスを破って下りるシーンはカメラワークが斬新です(必見)。 映画ですもの、このくらいの残酷さと迫力がないといけませんね。ウォンビンは可愛いイメージがありましたが、素晴らしい俳優になっていると思いました。 ↓公式サイトはこちら http://ajussi2011.jp/pc/ |
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奇跡
2011年(日本) 是枝裕和監督作品 家族の話ってとても好きなので、これは心地良い映画でした。子役達が芸達者というか…、関西弁の子供って愛嬌があってカワイイ。 大人たちへのつっこみも笑えました(そう、結構映画館内笑いで盛り上がったのです)。 小さい頃の夏休みの思い出とか、学校の先生とか…、普段思い出さないようなことが久しぶりに蘇えってきました。 子供でもいろいろ悩みを抱えているんですよね。 出演者が豪華です。 |
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ブラック スワン
2010年(米) ダーレン アロノフスキー作品 過酷なバレエの世界を描いた映画という大雑把なイメージで観た結果…。途中から中途半端なホラー映画よりも恐ろしいことに気付きました。 後で調べたら宣伝にはサイコ映画とも…!。でも頑張って(?)最後まで観る価値は大いにあります。最近の映画中では最も印象的な映画でした。 もしかしたら今年でいちばんの映画になるかもしれないくらいです!!ナタリー ポートマンは本当に美しくて繊細で不安定な主人公になっていました、素晴らしいです。 ラストはとても心が動かされます。 ↓公式サイトはこちら http://movies2.foxjapan.com/blackswan/ |
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英国王のスピーチ
2010年(英・オーストラリア) トム フーバー作品 コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュという俳優二人がそろったことで、素晴らしい映画になっている印象がありました。 無駄な内容もなく、二人の真剣勝負が見ごたえあります。カメラアングルやインテリア、色彩もお洒落でアカデミー賞にふさわしい 映画でした。受賞したことで映画館はほぼ満席。恐るべし米国アカデミー賞…! |
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マザーウォーター
2010年(日) 松本佳奈監督作品 “かもめ食堂”“めがね”“プール”に引き続きの第四弾です。このシリーズの映画は とにかく難しく考えずにまったりゆったり観るのがいちばんです。 久しぶりに小泉今日子氏が出演されてました。この人の演技はだんだん母性を感じるんですよね。 “空中庭園”“転々”“東京ソナタ”などでも母親役をされていましたが、以前の可愛らしさに加えて 温かみのある女優さんだと思うようになりました。 それにしても“トイレット”に引き続きもたいまさこ氏の存在感は素晴らしいですね。 この方は映画公開前にはテレビに出てきたりするのですが、その時の眼差しは本当に優しい感じなんですよね。 最近とても気になる女優さんです。生き様がとても気になります。この映画でのもたい氏の家と小泉氏の営むカフェのインテリアが シンプルで素敵でした。参考にしたい。 |
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トイレット
2010年(日) 荻上直子監督作品 舞台はカナダで、英語が殆どの話ではありますが、全てが日本的に仕上がっています。 登場する三人兄弟がとても愛らしい!日本のトイレ文化(?)を熱く語るインド系の研究員が 私は好きになりました(笑)。 ピアニストの兄が弾くピアノのメロディが美しく、改めてピアノの旋律の美しさを感じることが出来ます。 やっぱり家族の映画は好きですね…。久しぶりに手元に置きたいと思う映画でした♥ |
普通の人々
1980年(米) ロバート レッドフォード監督作品 私が映画好きになったきっかけの作品です。家族のもろさ尊さを考えさせられる秀作。冒頭とラストに流れるカノンの曲にセンスを感じます。 派手さは全然ありませんが(むしろ暗いのですが)アカデミー賞作品賞受賞作品です(選んだ方々素晴らしいです)。 この作品が選ばれたことが嬉しいかぎりです。 |
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L.A.コンフィデンシャル
1997年(米) カーティス ハンソン監督作品 この時代の格好良さを堪能出来る作品です。出演者それぞれのキャラクターが丁寧に描かれています。とにかく皆さんカッコいいのです。 |
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ショーシャンクの空に
1994年(米) フランク ダラボン監督作品 映画舞台の殆どが刑務所の中での出来事です。それでも引き込まれてしまう展開と人物描写の鋭さ、なんとも爽やかなラストは素晴らしい! |
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ニューシネマパラダイス
1989年(伊) ジュゼッペ トルナトーレ監督作品 主人公の男性の幼少時代、映画館を通してひとりの老人との交流が静かに語られています。主人公の幼少期トトがとても愛らしい。 じっくり内容を味わって下さい。有名なラストシーンで必ず涙します! |
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愛と追憶の日々
1983年(米) ジェームズ L ブルックス監督作品 ちょっと個性的な母親とその娘の誕生から始まる人生ストーリー。母と娘ではありますがどことなく親友に近い関係が新鮮でした。 何気ないエピソードが散りばめられていて観ていて全く飽きません。登場人物たちがとても人間味あふれていて魅力的です。 一本で笑って泣いてしまう映画で、私にとっては永遠の名作。
| フィラデルフィア
| 1993年(米) ジョナサン デミ監督作品 主人公がエイズに侵され解雇されるところから始まる裁判映画。主人公演じるトム ハンクスと彼を担当することになる 弁護士 デンゼル ワシントンの演技が共に素晴らしい。裁判映画は好きなので良く観ますがこれがいちばん印象深い映画。
| リトル・ミス・サンシャイン
| 2006年(米) ジョナサン デイトン&ヴァレリー ファレス監督作品 こちらも家族の話。一見幸せな中級家庭に見えて、実際は崩壊寸前のひとつの家族。そこに自殺未遂を起こした叔父が加わって 末娘のミスコン会場へ向かうことになるのですが、その車での長旅で様々なことが…。ひとりひとりのキャラクターがとても可愛いらしいのです。 おじいちゃん役のアラン・アーキンとママ役のトニ・コレットが私はお気に入りです。最後はとても心地よい気分になれた上質なコメディ映画。 サンダンス映画祭で上映され、そこで話題となり、世界中で公開されることになった映画だそうです。
| ア ヒューグッドメン
| 1992年(米)ロブ ライナー監督作品 短大時代に友人から薦められて観たのが最初でしたが、これは凄いと思いましたね…。法廷を描く映画の中でも傑作だと思います。尋問も 無駄がなく、隙を見せたら衝かれる緊張感が伝わります。最後の法廷シーンはジャック・ニコルソンが圧巻です。トムがまだ若々しいしデミ・ムーアも可愛い。
| 運動靴と赤い金魚
| 1997年(イラン)マジッド マジディ監督作品 物であふれかえる贅沢な日本人にとってははっとさせられる映画でした…。アカデミー外国語映画賞にノミネートされた作品で、 主人公の兄妹の健気な姿に切なくなりました。靴を求めて一生懸命になる姿は日本の子供たちにぜひ観てほしい。 私たちがいかに物に恵まれていたか…、皆にお薦めの作品です。
| ヒート
| 1995年マイケル マン監督作品 男達の暑苦しい映画が好きなので、これはアル パチーノとロバート デ ニーロ共演の話題作で暑苦しさ満載です。 ゴットファーザーpartUでも共演してましたが、これだけ存在感がある俳優さんも貴重だと思います。 デ ニーロさんがカッコ良いということを改めて実感できる映画でもあります。そして、パチーノさんは ゴット〜のマイケル役と同一人物とは思えないくらいアクの強さを見せつけております。これぞアメリカ映画って感じで楽しい。
| ペーパームーン
| 1973年ピーター ボクダノヴィッチ監督作品 モノクロのこの映画は学生の頃深夜にやっていた洋画劇場で初めて観ました。その後も気に入って何度も観た映画。 詐欺師と少女のロードムービーで話自体はシンプルかもしれませんが、少女役のテイタム オニールの演技によってこの映画が 魅力的になっているのは間違いないです。アカデミー助演女優賞受賞も納得です。昔の独特な何かほっとするような映画です。観てほしい。
| サイダーハウスルール
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1999年(米)ラッセ ハルストレム監督作品 ジョン アービング原作、ラッセ ハルストレム監督という組合せだけで心魅かれる映画ですが、レイチェルポートマンの曲が最初から最後まで 流れていて、この旋律を聴くだけで涙が出てきてしまう…。リンゴ農園が舞台ということもあって、全体の色調が赤と緑、綺麗な映画です。 孤児院の子供たちが可愛いくてラストシーンが好きです。
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